E-Type

 E-Typeは ケーブル、プラグから組み立てに使用するハンダ、フラックスなどの小さな部材までもNIDEONが独自開発したオリジナル部品だけを使い、ハンダ付けを20年以上行ってきたベテラン職人が組み立てた、至高のシールドケーブルです。手に取って使っていただければ、今までに経験したことの無い品質の高さを感じていただけるでしょう。

 『Arist Crafts』 のシールドケーブルは完成後、全ての製品の電気特性と物理特性を測定した後、NIDEON の品質基準に適合した製品だけに特性を明記したGuranteeと共にオリジナルケースに収めてお客様に届けられます。これは、NIDEON がお客様に信頼されるメーカーであり続けようとする姿勢の表れです。


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 E-Type に使用されるケーブル E-0602 は2年以上に渡りプロミュージシャンの聴音テストと電気テストを繰り返しスタジオレコーディングで使えるように原音を忠実に伝達するよう開発したケーブルです。同軸構造を基本に、出力の弱い楽器用に外部ノイズを最小限に抑えるために銅テープと網線シールドの2重シールド構造を採用しました。ケーブルの経年変化を最小にするために導体には古河電工製PCOCC-A、絶縁体には高純度有機材料を使用し、長い年月を経ても特性の変化が最小になるように設計しています。

 E-Typeはプロのレコーディングエンジニアからは「全音域にわたって減衰が少なく音量、音圧がある。」ギターリストからは「ボリュームが上がったように感じる。」と評価されたケーブルです。  

 E-Typeは国内生産した微細繊維をケーブルに編み込んだ外装を施しています。これは日本人の職人がケーブルに合わせて編んだものですので、ずれたりゆるんだりしない構造になっています。

 

 E-Typeに採用している当社開発のプラグ AZ-1 は棒材の黄銅を削り出した、接点を一切を持たない削り出し一体構造のプラグです。従来のプラグ先端部分とハンダ付けする2つの部品をカシメて作成したプラグでは、カシメ部分で導通不良が多く発生していましたが、この絶縁問題を完全になくしたプラグです。導体部分の断面積が非常に厚く作られているので機械的強度、導電性ともに今までに無い超高品質なプラグです。プラグ先端は楽器業界で標準となっているアメリカメーカー製のジャック形状に合わせて職人が1本、1本削り出しています。抜き差しの感触、ぐらつきの無さ、ジャックに差し込んだ時の「カチッ」と響く音にまでこだわった逸品です。

 プラグジャケットには強度がありサビに強いステンレスを採用しました。無垢のステンレスの棒材を1本1本を削り出し表面を磨いた宝飾品レベルの輝きを持ったプラグジャケットです。手に取っていただければ今までに無い装飾品レベルの高級感を感じていただけます。

 AZ-1プラグには24金の硬質金メッキを採用しました。今までの市販フォーンプラグでは例がほとんど無い、電気業界でも最高品質とされる2μm(2ミクロン)を超える厚い金メッキにより、メッキの耐久性は今までに無いレベルに達しています。また、全てのプラグのメッキ厚を蛍光X線膜厚装置を使って測定し、品質保証書に明記しています。

 

 E-Typeは当社オリジナルのAZ-1 プラグと高強度繊維を用いたケーブル外装を組み合わせた当社特許構造により、断線トラブルを極力低減した構造を実現しています。引っ張り試験では、通常製品の2.8倍から4.2倍の強度を持っていることが証明されました

『Arist Crafts』シールドケーブルは半導体関連企業で20年以上、微細ハンダ作業、微細な加工作業に従事した世界最高レベルの技術を持った職人しか組み立てを許されていません。
職人の手技はハンダ付けだけでなく、切断工程、線材むき出し工程、線材撚り工程といった微細な、お客様からは見えない部分を丁寧かつ、的確に行うのに欠かすことが出来ません。
一般の製品では行われないハンダの洗浄工程も半導体メーカーと共同開発した洗浄装置によるフラックス洗浄を行った後、彼らの手により最終洗浄が行われています。
最高の製品を作るためには、部品や材質以上に作業する職人の腕が最も重要だとNIDEONは考えています。

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 E-Typeは組み立て後に物理特性、電気特性を測定し、『Arist Crafts』 の規格を満たした製品だけが出荷されます。
お客様には製品と共に、使用された部品、ハンダの種類、組み立て担当者、電気特性、物理特性を明記した Gurantee が届けられます。 全ての部品特性、使用した製造装置、特性測定に使用した装置、測定装置の公正日などの詳細データはNIDEON社内に永久に保管され、万が一のトラブルへの対処や、次の製品開発に使用されます。